昨日もブログで紹介した手数料10倍にされた人が、一部を不払い。
その方を被告とする事件で、士業の事業承継コンサルとして証人に立った。
事件関係者の証言の前に、専門家の意見を聞く事が主目的。
私は被告側の証人なので、これまでの経験から原告の行動の異常性を指摘。
原告の弁護士からねちねちと反対尋問が行われ、ムッとさせられることも。
しかし、女性裁判長に向かって、しっかり答えたと自負している。
最初に証人だったので、証言後に帰らずに、傍聴席で最後まで見守った。
民事裁判だけに、両者の代理人である弁護士が両者の証人を尋問。
原告の弁護士は、被告側の証人を攻め立てるが、決め手なし。
被告側は異常な手数料の引き上げという事実を元に、原告側を攻める。
最終的に裁判長より和解の意図が問われ、両者がその意思を確認。
実は、原告側の専門家証人は、交流の深く、お客さんでもあった方。
互いに「こんな所で会いたくないね」と、苦笑しあって別れた次第。
和解のための法廷は年明けとなるので、その結果も気になるところ。
まあ、無事責任を果たせたことをご報告した次第です。
事業承継支援室長
大滝二三男