先日、我が家と旧大家さんとの間に境界となる塀が出来上がりました。
境界線の上に塀を建てたのですが、それ以前にどのような塀を作るかで
意見の相違が出てしまいました。
我が家では空き巣が多い地区でもあり、外からも家の状態が見通せるものを、
と希望したのですが、駐車場にするにはブロックを高く積みたいという
旧大家の希望が強く、間に入った不動産管理会社の女社長は大弱り。
2度ほどこちらの歩み寄りの提案をしたものの、仲介業者は「怒鳴られました」
と旧大家の強硬な姿勢になすすべなしの状態。
それでは、「勝手に造りなさい」と突き放し、「お金はしっかり払いますから」
と、付け加えると、仲介業者は「そんなわけに行きません」。工事にかかる前に
「本当に境界線の上に建ててもいいんですか」と念を押す。
出来上がったその塀を見ていると、やはり等価交換仁応ずるべきではなかった
のではないだろうか、と言う考えが浮かんでくる始末。2代前のじいさんが
借りてから80年間。もう20年経ってからでも遅くはなかったのかもしれない。
こんな些細なことから、境界戦争が起きるのかもしれない。駐車場になってからも
いろいろ苦情を言わなければならないことになるような気もする今日この頃。
事業承継支援室長
大滝二三男