そうなんです、10年ぶりにアメリカの会計事務所を訪問します。
米国の会計事務所の流れが、20~10数年後に日本の主流になると言われてきました。
確かに、今や日本の税理士事務所は、M&Aがおおらかに言われるようになりました。
1995年、ちょうどウインドウズ95が米国で発売されたときに、ロスにいました。
当時は、1ドル80円の時代。ウインドウズ95の発売を行列の中で、楽しみました。
95を現地で買っても、英語バージョンしかありませんので、使い物にはなりません。
それでも購入された税理士さんは、数人いました。
日本語バージョンが発売されたら直せばいいと。
20年前はそんな時代だったんですね。本当に時代の流れは、速過ぎます。
95の発売元のマイクロソフトは今やPCでは基本となっていますが、スマホなどではかないません。
流れは今やクラウド。
会計ソフトベンダーもサーバーで稼ぐ時ではありません。
クラウドの使い勝手がいかにいいか、会計事務所のコストバランスはどうか。
そこで、会計事務所での営業は終わります。コストと使い勝手。
そんな流れの中で、会計業界先進国・米国の事務所はどのようにして生き残るのか。
それを今回の視察で見てくるつもりです。
参加者もすべて税理士法人の経営者、超大規模から数億円の売り上げの事務所まで。
視察先の会計事務所も監査法人系から独立系まで、そして新設の会計士4人の事務所も!
税理士法人の経営者の皆さんが、営業そしてMASを含めて、米国流をチェックします。
はたしてどのような視察になるのか、来週月曜日から報告します。
ご期待ください。
事業承継支援室長
大滝二三男