今日9月1日は関東大震災から86年目。70年周期と言われながらも音沙汰なし。不気味ですね。私の母も東京は文京区小石川の小学校の1年生で、学校からの帰りに震災に見舞われ、動くことができず、うねる地べたに這いつくばっていたと言っていたのを思い出します。
突然やってくる大地震になすすべがないのかと言えば、今はかなりの精度で予知ができるようで、先日も震度6程度の地震が起きるという緊急情報が出されましたが、幸いそれほどの地震は起きず、誤報ということにはなりました。でも、これが当たっていたらどうでしょう。
しかも、その緊急情報を多くの人が見逃していたわけですから、やはり地震予知と緊急情報の精度を上げてもらいたいというのは切実なものがあります。先日の静岡の震度6強の地震では、防震策が充実した地区だけに被害は最初にとどまりましたが、これが東京だったら?
それにしても一昨日は大地震ならぬ自民党・公明党の大崩壊を目の当たりに見て、アホな国民が風に乗って悪のりしているだけだという政治評論家は影を潜めましたね。ただ、宗教政党の限界もはっきりしましたので、良い結果だったと思います。
ただ選挙に勝った民主党が明日からバラ色の政治を展開すると考えている人も少ないことも事実でしょう。確かに、多くの自民党支持者が今回だけは民主党にやらせようと考えて投票したようですから、もし民主党が図に乗ってアホなことをし続けたら即野党に転落ですね。
ここから政界再編が始まるとも言われますが、評論家の言うことはあまり聞かない方が良いのではないでしょうか.特にテレビに出ずっぱりの方の話はね。とはいうものの、やはり専門家の話を聞きたいというのが本音にはあります。野次馬根性でしょうか。
しかし、わが業界でもそうでしょう。企業経営者は儲かっている時ほど税金の話に耳を傾けます。節税で売っている税理士の話も赤字で税金対策が必要がないという人は聞く耳を持ちません。でも、経営数値をよく知る専門家の話は意欲のある経営者ほどよく聴きます。
ですから、事業に熱心な経営者に適切な経営上のアドバイスを提供できる会計事務所は右肩下がりの経済の中でもそれほど影響を受ける事なく、ここ数年右肩上がりの経営を続けています。そんな相手を探す事業承継希望者も少なくありません。ご紹介しますよ、我々は。
エヌピー通信社
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。