税理士法人の動きが、富に活発になってきています。
法人制度ができて、13年。まだまだ揺籃期の感じですね。
というのも、多くの法人は、創業者が経営者として君臨していますから。
そこには、創業者の悩みを聞くことができる職員はいないのが、普通。
これは普通の企業と同じこと、経営者の辛いところだ。
創業者が引退し、経営者が変わり、経営判断も社員税理士たちがする。
言ってみれば、取締役会で揉んだ上で、株主総会で最終判断を行う。
もちろん、日々の経営判断は、経営陣のトップの代表社員がする。
そんな形ができてくると、創業期から第二期に入ることになる。
そこで、分裂や合従連衡も起てくることになる。
来年は、この段階を迎える法人も出てくるだろう。
相当規模の法人でなければ生き残れない、との判断も強くなる。
まさの「一番じゃなければならないんですか?」。
そうなんです。地域で一番、県内で一番、日本で一番となってくる。
経営者として、実務型ではやっていけない経営体制に変わってきた。
税理士法人の経営者は辛いよ!そんな時代になってきた。
事業承継支援室長
大滝二三男