当然のことですが、交渉の相手同士の相性があります。
弊社の担当者は、全面的に責任を任されて、交渉に当たりますが、時にはトンだ失敗も。
言葉遣いで、失敗をすることもあります。担当者が交渉相手が理解されていたと勘違いしたりします。
事業承継を依頼する先生は、それなりの年齢になっています。
担当者によっては、年齢に大きな差がある時があります。
80歳代の先生に30代の担当者が付くこともありますが、こんな時は間違いが起きがちです。
孫ほど違う年齢差ですから、お互いにその気持ちをはき違いすることもあります。
それも、若いものが老先生に対して、高圧的に”こうすべきだ”などといえば、一遍に話はストップ。
「お前みたいな若いのに、そんなことを言われる筋合いではない」と、怒鳴られます。
時には、和解担当者が泣かされることもあります。
精一杯、対応しているのに、どうして先生は分かってもらえないのかというわけです。
先生にしてみれば、なんで若造を自分の担当させるんだという、責任者に対する憤りです。
こればかりは、その時のこちらの事情もありますし、早急に対応しなければならなければ、仕方ありません。
今先生のご要望に応えられる担当者がいませんので、しばらくお時間をくださいと言えばいいのでしょう。
でも、次から次へとやってくる要請を裁かなければならない時には、このような対応も出てきます。
歳に関係なく、担当者が対応できればそれに越したことはありません。
一応マニュアルらしきものはありますが、こればかりは担当者の個性次第です。
そして、相性もあります。そんなことではいけませんというご意見も聞こえてきそうですが、どうかご勘弁を!!
弊社のコンサルティングは契約ができればそれで、修了。後は面倒を見ませんという姿勢ではありません。
現実に、5,6年前の契約完了の案件のご相談にも応じていています。
そんな時まで、相談なんてないだろうと考えるかもしれませんが、事業承継はそんなもんです。
長く付き合えばいいというものではありませんが、付き合ってしまうのが、弊社の”個性”です。
他の業者には到底無理でしょうね。そんな風に考えているのです。
事業承継支援室長
大滝二三男