よくある相談ですが、その内容は従業員の゛反乱゛がほとんど。
遺族は自分達の゛財産゛だから、決めるのは自分達だと考える。
当然と言えば当然で、お父さんが作り上げた事務所は我々のもの。
ところが、税理士の宿命だが、亡くなった途端に権利は消滅。
というよりは死亡とともに、お客さんとの契約が消滅するのです。
ですから、お客さんを承継候補者の先生に紹介する権利は誰にでもある。
こんなことを認める遺族は、常識的にはいないでしょう。
お父さんの事務所ですからね。
でもやっぱり違うんですね。もうお父さんのお客さんではないのです。
そんな状況で相談を受けましたが、職員の悪さは一切なし。
病気療養中の先生をカバーするよう遺族が、一生懸命に動いた。
事務所を閉鎖する事態になることも、職員にも通達。
そこで、弊社が承継者候補を紹介。当然、職員の雇用も確保。
他の税理士事務所に行くより、職場後と移籍するのは願ったり。
話は実に早く決まり、お客さんにも報告。
先生の遺族が決めた次の先生に、顧問先の者張さんたちも賛成。
実にスムーズに承継が決まり、無事45日を迎えることができた次第。
お父さんの事務所を問題なく、次の先生に無事引き継げました。
こんな例もあるんですね!担当者もホットしています。
事業承継支援室長
大滝二三男