先日にお会いした70歳の先生、相続に悪戦苦闘!
昨年2件、すべて自分で処理したが、もう体力的にも無理。
そんな感想とともに、そろそろ退け時かもと弱気な相談。
さらに、相続はできませんと断れば、顧問契約を打ち切られかねない。
お客の期待に応えられないのは、職業会計人として゛失格゛とも。
しかし、4割も基礎控除が減らされた相続税こそ、業務拡大のタネ。
多くの税理士法人が生き残りをかけて、相続に取り組んでいる。
個人の税理士が独りで相続案件を処理するには、リスクが高すぎる。
とはいえ、相続専門の事務所に依頼するには、報酬額少ない案件がほとんど。
自分でやるしかないのだが、そこでパートナー探しとなるわけだ。
しかし、同業者で相続に強いと言われていても、その実力は定かではない。
悩みに悩んだ末、不動産の評価は専門業者に依頼し、最終的に自分で処理。
そう、もう相続は嫌だ!なんて言っていられない時代になってしまった。
事業承継支援室長
大滝二三男