当支援室に相談に来られる先生が、必ず質問されます。
定年のない仕事、さらに経営問題などを同業者と話さない税理士。
同時に業務内容をチェックする人がいないということもあります。
仕事ができなくなったら、税理士をやめると言います。
しかし、その状態がどのようなことなのかも、条件は個人の考え次第。
ですから、実際のところ、税理士を辞める平均年齢の正解はありません。
自分が辞めると決めたときが、辞め時、事業承継の時?
実際には、お客さんは何時まで先生は続けるのだろうかと、心配。
ある日突然、もう事務所を閉めるから、他の税理士を探してくれ。
こんなことを平気で話す税理士もいるようですが、とんでもない話。
自分では十分なサービスを提供しているつもりだが、お客は不満。
長年の付き合いで我慢をしているのか、それとも諦めているのかだ。
自らの定年を決めるときは、お客への十分な対応ができなくなったとき。
だが、普通は税法への対応が難しくなったときが、辞め時と考える。
相談に来られるほとんどの税理士さんが、そう言います。
税理士は税法が好きなんですね、お客さんより。
確かに人付き合いでが苦手だから、税理士になった、なんて言われました。
そう考えていた先生の定年時代になっているようです。
最初の質問に答えるなら、平均的には60歳から75歳でしょうか。
なかには90歳を超えても、現役真っ盛りの人もいます。
前期高齢者の勤務税理士への事業承継を相談された先生もいます。
まあ、この方は例外ですがね。
事業承継支援室長
大滝二三男