電子申告が普及した現在ですが、確定申告をする側は昔のまま。
2月始めには資料を届けてほしいと、税理士事務所から連絡がありますね。
申告と共に税金を払わなければいけないので、依頼者は躊躇します。
納税が期限後になることは分かっているので、直前には資料提出。
税理士にとっては、一番厄介なお客さん。それも領収書のみ。
前年の申告書を参考にしながら、事前に準備はできているのだが!
資料を提出すれば済んでしまう申告であれば、少々の遅れでもOK。
実際の申告書作りの際に、直接質問が必要な事態も発生する。
依頼者も平日は仕事が忙しいので、仕事終了後の来訪になる。
事務所は例年通りの残業が続く。そして、夕食も提供される事務所も。
所長にしてみれば、この時期は収入も多いが、支出も同時に多い。
まあ、一年の収入の1割がこのシーズンに入ると思えば、我慢、我慢。
あと2週間、我々も事務所訪問は遠慮します。
もっとも、事業承継支援室のメンバーは、事務所にはあまり行きません。
先生との微妙な話がほとんどですので、ご自宅や他の場所で会うのが普通。
ですから、この季節だから、事務所訪問を控えるというわけではないのです。
実のところ、これが本当のことです。
事業承継支援室長
大滝二三男