事業承継の相談で、奥さんとともに来られる先生は本物。
好奇心だけで奥さん同伴で来所される税理士さんは、ほとんどいません。
奥さんと十分話し合ってみた結果、最後の決断をするためにお二人でみえます。
特に奥さんが背中を押している場合には、必ずと言っていいほど同伴されます。
弊社の説明を受けた後、「お父さん、お願いしましょうよ」と、決断を促すこともあります。
この場合には、後戻りをしません。
一気に、後継者(法人)との面談まで、とんとん拍子で進んでいきます。
すべての交渉に奥さんが顔を出されている場合にも、結論はすぐに出ます。
ですから、弊社では奥さんの同席大賛成です。
なかには先生は相談時にその気になっても、家に帰って奥さんい話をしたら、アウト。
「女房があと3年は頑張ってほしいというんだよ。もう少しやってみます」
こんな話は、年に数回あります。
ですから、弊社で相談後には、ご家族それに奥様と十分話をしてくださいと要請します。
それでも、奥さんが了承しないケースもあります。
奥さんは言います。「仕事を辞めたら、お父さん、呆けててしまいますよ。」
「それもそうだな。呆けるのは私も嫌だから、呆けるまで続けようか」
なんともはや、お客さんへのサービスの提供など考えが行きません。
それとも、奥さん、一日中お父さんが一緒では息が詰まるので、辞めさせないのですか?
そんな疑問が生じる案件も時にはあります。
これも、日本人の「生活=仕事」の公式が当てはまる人生を過ごされたご夫婦の典型化も。
仕事ー税理士の限界を感じた際に、資格返上を考える先生がここにきて増えています。
しかし、それはまだごく一部。死ぬまで税理士、死んでも税理士を貫く先生もまだまだ多い筈。
どうか弊社にはご夫婦で相談にお出かけください。様々なケースをお知らせします。
ハッピーリタイアのためにも、職員のため、そしてお客さんのためにも、後継者選びは必要です。
事業承継支援室長 会計事務所の事業承継は「エヌピー通信社 事業承継支援室」へ
大滝二三男 https://e-syoukei.biz
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