新年早々、携帯電話(タブレット)を替えました。
3年前に購入したタブレットでしたが、立ち上がりが遅くなり、イライラしてするので。
今回は日本製のものにしましたが、至極満足。
ただ、あまりの多い機能に利用者として追いつかいない。
これまたどうしようもありません。
しかし、ある機能を使うと、なんと数年前に添付したデータがそのまま出てくるのです。
まさにパソコン状態。もっとも、小型のパソコンではあるのですが。
こんな機能のある通信機、しかもメールによるやり取りが数年後もそのまま残ることが問題。
とっくに忘れていたメールに添付されたデータが、そのまま残っている。
すっかり消去したつもりでも、実は数年後でも再生できてしまう。
こんな便利なものでも、税理士事務所の情報交換の道具として使うのはいかに?
税務当局がこのメールに残されたデータを探し出せば、それを根拠に”課税処分”。
今の税務調査では、パソコンをチェックするのが常道だが、タブレットまでもその機能があるとは。
小型の携帯用パソコンとして理解すればその通りだが、果たして秘密はどこまで守れるのか?
税理士事務所ではインターネットにつなげていないところもある。
これは秘密情報がハッキングされて、データが改ざんされるリスクを避ける手段でもある。
しかし、今や顧問先との情報交換やデータのやり取りをするのは、メールというのが常識。
クラウド会計などが叫ばれる今日、パソコンを使うなといっても無理な話。
でも、忘れたいデータがいつまでも残り、その事実が分からないままというのも、リスクそのもの。
実際にはメールによる重要情報のやり取りを禁じている事務所も少なくない。
確かに現在事業承継を模索している事務所では、このようなリスクへの対応は?
厄介な時代になってきたものですね、秘密が絶対の税理士事務所のとってはね。
事業承継支援室長 会計事務所の事業承継は「エヌピー通信社 事業承継支援室」へ
大滝二三男 https://e-syoukei.biz
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