ブラジルワールドカップの予選で、一分二敗の日本、世界の16強には届かず、帰国。
多分帰国する空港には、「ごくろうさん!」と、多くのサッカーファンが集まるのだろう。
他国のように、選手に大声で「バカ野郎!」と叫び、物を投げつけることはしないのが日本人。
暖かく、見守るだけ。
心のうちでは、予選リーグは必ずクリアするとの期待を見事に裏切らたことも、じっと我慢。
そんな日本人だから、悔しいながらも、暴れることなく、粛々とゴミを片づける。これも日本流。
感情のおもむくままに、他人のことなどお構えなく、大声で叫ぶことができないのが、日本人。
横並びの考えで、他人より秀でることはよくないと考える傾向が、ますます強くなっているのか。
確かに日本人のサッカー選手の力は、本当にすごいと思われるシーンに出会うことも増えた。
しかし、団体競技にもかかわらず、エースと思われる選手を批判できないのも、日本のマスコミ
批判したら、話してもらえない。ご機嫌伺いのような記事しか書けないスポーツ担当者。
今回もどう見ても反応の鈍いエース、初戦でも彼のトラップミスから得点されていたのだが。
どこのマスコミもそのことに触れた記者はいない。ただ負けたことだけを”報告”するのみ。
そんなことはテレビを見ていればわかるので、違った側面から記事を読んでみたい。
いかにしたら、日本がワールドカップで、決勝まで進められるのか、そこを書ける記者は皆無か。
お祭り騒ぎの煽り手の一員として、地球の裏側に派遣されているだけで、大満足かもしれない。
スポーツだけでなく、政治でも同じような傾向が、そう当然そうなりますね。
過去に戦争を煽った新聞社が、この先同じようなことをするような気もする。
時の政府におもねる様子がよく見えてくる。
「ペンは剣より強し」、今や死語かもしれない。
そう思わせるのが、日本のマスコミの今。
広告をもらえないと困ると言って、企業批判できないマスコミ。
話はとんだ方向に来てしましましたが、事業承継は、事業の歴史・風土を引き継ぐこと。
悪い話にはきっちりとノーを言わなくてはならない。
まあ、守秘義務の中で仕事をしているので、取材先におもねる必要がないのも、ありがたい。
特に税理士さんは顧問先の情報も持っているので、この点でも秘密を守るのは大前提。
このブログでも、どうでしょう。事業承継の対象者を特定できますか?
答えはもちろんノーでしょう。書けないのではなく、書かないのです。
そう、スポーツマスコミは書かないのでは、書けないのでしょうね。残念!!
事業承継支援室長
大滝二三男