でも、ほとんどチームによるサポートがなければ、実現できないことですよね。
税理士の世界では、80歳で現役の人は五万といます。
一昨日も86歳の先生と話をしました。自分の事務所を誰に継がせるか悩んでいるというkとでした。
この歳の先生の事務所ですから、後継者として認められているのは、50歳後半から60歳代でしょう。
ところが、実際は違います。せいぜい40代でしょう。
今50歳代の税理士であれば、もうとっくに独立しているか、独立する気のない税理士でしょう。
実際、大先生の庇護のもと、責任なく過ごせるのであれば、それに越したことはありません。
給与も職員と比べて、それなりに高額であれば、”自尊心”も充足されます。
しかし、いつまでも勤務税理士として満足できるかといえば、はたしてどうでしょう。
税理士法人のような組織名なっていれば、役員としての道を探すことも可能でしょう。
でも、個人事務所ではそれは無理です。給与も法人に比較すれば、低い金額で我慢することになります。
所長、一人が税理士でほかに資格者はいない、というのがこれまでの常識です。
自分(所長)をないがしろにして、業務が進んでいるとは、腐っても言いたくない状況です。
ですから、チームで仕事ができない資格者は、今後法人の中では生きる道はないでしょう。
撤退するのが、一番大変だった、というのが、80歳の老人の登頂成功談話です。
同じようなことが、高齢の税理士さんにも言えるような気もしますが、はたしていかがでしょう。
事業承継支援室長
大滝二三男