この確定申告で、無料の会計ソフトを使用する人はどれくらいになるでしょうか?
中小企業の経理ソフトで、仕分けをしてくれるのは当たり前になってきています。
素人で、しかも簿記を知っていなければできない仕訳、考えるのも面倒!
そんな人が経費削減とばかりに使いこなせるようになると、業界には脅威ですね。
もちろん、経理の先の税務申告は多分無理でしょうから、これは税理士に頼むのでしょう。
しかし、そのデータを持って税務相談などへ行けば、ひょっとすると無料で申告もできるかも。
まさに税理士にとって大きな脅威であり、商売敵になる代物。
そこには税理士がバックにいるから、会計から税務申告まで一直線!
狙いはそこに。さらに、そのデータを使ったコンサルティングもと、商売の基は満載。
税理士に会計ソフトを提供する企業でも、領収書をスキャンして仕訳ができるソフトを提供。
さらに、金融機関の入出金をクラウド利用し、帳簿を作成するサービスも出てきている。
これを利用すると、会計事務所の事務量も大幅に削減できるので、人員削減も可能。
これまでは記帳代行業務はパートの従業員が行っているケースが多いが、これが不要にも。
厳しい経営環境に置かれている税理士事務所にい取っては、大きな福音ともなる。
その一方で、これらのクラウドなどを利用できない事務所では従来通りの業務が続く。
当然競争力に大幅な格差が出てくるので、この点からも淘汰の波も起きそうだ。
いずれにしても日進月歩のITによって、事務所経営は変わらざるを得ないのかもしれない。
事業承継もそのタイミングを外すと、祭りの後のようなことにもなりかねない。
事業承継支援室長 会計事務所の事業承継は「エヌピー通信社 事業承継支援室」へ
大滝二三男 https://e-syoukei.biz
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