確定申告も残り今日を含めて、2日間。もう万全ですか?
電子申告の普及で、最終日の真夜中に税務署のポストに投函なんてないでしょうね。
税務署廻りの自動車を配備して、申告書を出しに行く”部隊は”あるのでしょうか?
そんな”時代物”は今はもうありません。この2日間はゆっくりしたものです。本当でしょうか?
先週の7日にゴルフコンペを開催した税理士事務所もあります。全員参加できたのでしょうか?
この企画は、2月中にほとんどの申告書はできあがることを前提にしていました。
そのことを3月に入ってすぐに、進捗具合を含めて聞いてみました。
先生曰く、「それが終わらなかったんですよ。一部の人が参加できないかも?」
結果は、見事希望者全員参加で、申告業務完了、慰労コンペは無事開催されました。
しかも、メンバーの紹介がなければプレーできない、会員権も、最高の業界一のゴルフ場で。
申告が終わると、税理士を株主としたM&A専門企業のニューヨーク研修旅行が行われます。
例年、海外研修旅行に多くの税理士が参加をしていますが、今年はさらに参加者が増えたとのこと。
やはり、最新情報は米国から発信されているようだが、TPPもきっと話題にお上るのでしょう。
こんな大がかりではなく、個人事務所の先生ご夫妻が、慰労を兼ねた海外旅行に行くことも。
過去に、中国に行き、ついたその日、ホテルで脳溢血に。急遽帰国して、日本の病院に緊急入院。
しかし、意識が戻ることなく、3年以上植物状態で、やむなく事業承継をした事例があります。
年齢も50代半ばでしたので、奥様も苦労され、相談をいただくまでに、いやな目にも遭っていました。
姑息な手段で、事務所の客を手に入れようとする同業者に乗っ取られる寸前の事でした。
その相手は立派な組織を有する法人でしたが、事業を全く分からない奥さんを騙すことに。
幸い乗っ取りはされずに済みましたが、一部の有力顧問先を持っていかれたしまいました。
こんなことが起こるのも、ちょっと安心した時に、体の変調が起きることからの顛末でした。
事業承継支援室長
大滝二三男