オリンピックも後半戦。日本人の活躍が楽しみだが、メダル候補は女子のレスリングだけ?
前半戦を終了して、やはり栄枯盛衰の感じがしたのは、金メダリスト経験者の北島康介と室伏宏治。
北島29歳、室伏37歳。競技年齢はそれぞれ違うにしても、共にオリンピックやワールドカップの金メダリスト。
今回は、個人では北島200メートル平泳ぎ4位、室伏ハンマー投げ銅メダル。期待を裏切った。
しかし、何が何でも金メダルとあおったマスコミ報道は、いつも冷静な判断を狂わす。
その結果にもちろん責任など感じようもない。売らんかなの姿勢だけが残る。
この二人の競技年齢を考えると、驚異的な歴史をを刻んできた。その称号も生涯金メダリストだ。
後は後進に道を譲るわけだが、北島には後継者がいるが、室伏にはいない。
競技の性格にも当然帰結するのだが、室伏には両親から受け継いだ”血”が、色濃く繁栄している。
ハンマー投げという競技は驚異的な体格を持っていないと、できない競技。技術だけでは生き残れない。
室伏にはそれがあった。そして、両親から受け継いだ体躯と、チャンピョンだったの父親から技術も。
それが磨かれて、オリンピックでもそしてワールドカップでも金メダルを手にすることができた。
北島も自らの才能をコーチとの二人三脚で磨き上げ、2連続オリンピック、2競技で金メダルを獲得。
たぐいまれなる才能を開花させたコーチと離れても、自らの力でその地位を守ってきた。立派な実績だ。
しかし、いつかは最前線から身を引く時が来る。それは敗れ去った時。
両者ともメダルを獲得できた。本当に競技を去るには、絶好の舞台を自ら獲得した。
若い彼らには次の舞台が待っている。本当に幸せ者だ。次の舞台でも金メダリストになってほしいものだ。
そう、私の仕事、彼らのように次の金メダルの舞台を作る仕事だが、これは人生の最終金メダル。
相談者がそう感じるかどうかは、人それぞれ。ただし、仕事の最終評価であることは間違いない。
事業承継支援室長
大滝二三男
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