記帳代行があるから、顧問料を請求できるんだという。
しかも、記帳代行が収益の柱なんだという、税理士さんも少なくない。
いや、記帳代行は税理士の仕事ではない、税務などのコンサルに値打ちがある。
こんな話は、税理士さん同士ではいたしません。
数十年前から、顧問先内で記帳を行う、自計化ができる企業が価値があるという。
そのため、こぞって自計化推進こそ、税理士の進むべき道といわれてきた。
それができない税理士事務所は”落第”と言われたほどだが、果たして??
多くの診療所、医院をお客とする女性税理士は、「記帳代行があるから儲かるのよ」と言う。
医者の奥さんが経理を見ているわけだが、毎日記帳できる時間などありません。
伝票を税理士事務所の渡し、記帳を依頼することで、正しい経理ができると胸を張る。
さらに、病院の経理を一括で見ている税理士法人も「記帳などもやるから、それなりの報酬がある」
この法人は、毎月一日は病院に先生以下数人の職員が出張し、すべての書類・伝票に目を通す。
いわばまさに一日経理で、一月の病院の経理内容を把握してくる。
もちろん、そこには、このブログで書けないノウハウがあるのだが、、、
こうなると、企業の経理部を担当している税理士事務所の存在価値は、相当なもの。
なかには、財務、資金繰りまでも税理士さんがやっている顧問先もある。
当然責任は、会社経営者にあるのだが、そのアドバイザーとして、税理士が重要。
それだけに、一枚一枚の領収書などをすべてチェックできる記帳代行の重要性はある。
自計化をできない、いやそんな人員を自社で雇うより、外部に出して、営業に力を入れたほうが良い。
そう考えると、日本の税理士は本当にいい経理担当部門として機能する要素は十分ある。
下手に自計化と言うより、それを請け負ったほうが、いい収益につながるのかもしれない。
格好のいいコンサル業務が必ずしも、企業の業績に貢献するとは果たしていえるのだろうか、疑問。
事業承継支援室長
大滝二三男
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