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事業承継の交渉が暗礁に乗り上げた相手のお客が新規の顧問先に?!

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税理士事務所の事業承継の仲介していたが、譲り手の要求に引き受け手が交渉を打ち切った案件があった。
その内容は、譲り手の先生が「(引き受ける)税理士法人の代表社員にしてほしい!」というもの。
事業を譲る先生が、譲り受ける法人の代表社員、株式会社でいえば代表取締役になることは考えられない。
もちろん、引き受け手は先生に考え直すよう迫ったが、職員が納得しないから、是非にと、譲らなかった。
仲介者としても、事業を承継した先生が、社員税理士になることがあっても、代表は無理な要求だと説得。
しかし、代表のポストは譲れないと説得にも応じず、引き受け手もあきれて手を引いてしまった。
それから数年経ち、引き受け手の先生に会ったが、何と譲り手の関与先が、お客の紹介で顧問契約を締結。
新たな顧問先として所長が面談し、税理士を代えた理由を聞くと、先生が上から目線で指導したと言う。
それもあることに資金を投入したことが間違いだと断言され、社長として我慢ができなかったというのだ。
改めて顧問税理士として、その資金を投入した案件を確認すると、前の先生が指摘したことが正しかった。
事業承継の交渉で、代表社員のポストを要求するだけの仕事をしていたことを初めて知った先生も苦笑。
ただし、実力はあっても、交渉相手のことを考えない税理士と経営統合しなかったことは、正解と自負。
長くこの仕事をやっていると、本当に様々な事態に遭遇でき、人の何倍もの体験ができている気がします。
事業承継・M&A支援室長大滝二三男

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大滝二三男

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