不動産を売ったことがある人なら、だれでも感じることだが、噂にされたくない土地の売却。
それも相続した土地であればなおさら。「税金を払うために、親から受け継いだ土地を売るのか!」
他人の知ったことではないが、代々続いた家ならなおさらの事。
更地に不動産屋の立て看板を立てられ、買主を探していますのPR。
しかし、だれにも知らせずに売ることが出来たら、こんな有難いことはない。
デベロッパーや建売業者などを買主として、営業し、最終的にはオークションで販売する業者がいる。
この業者は、税理士さんとタッグを組み、おもに相続で受け継いだ不動産を売却するのが専門。
それもその業者さんが開発業者や不動産業者に事前営業し、高値を付けた3~4社でオークション。
それも、土地の権利関係や地質などを事前にチェックするとともに、開発プランなども提供。
もちろん、相続した土地だけに、相続人に全員の委任を受け、全員の了解のもとでのオークション開催。
先だっても、相続人の土地と隣接地2件の地主さんと話し合い、3筆1体化して、オークションにかけた。
その結果、なんと3筆を個別に売却するよりも、2億5千万円もアップしたという驚異的な事実も。
これも一般の人には一切情報は流れず、しかもオークションに参加した企業のみが最終結果を知る。
したがって、相続人にしてみれば、その売買価格もだれにも知られず、変な噂も立てられず。
その仲介をしているのが、自分の懇意の税理士さんだから、これまた安心。
こんな素晴らしい業績を伸ばしている不動産業者もいるんですね。
顧問税理士さんも鼻高々だったでしょう。
事業承継支援室長
大滝二三男