日本でもオリンピックのために国家プロジェクトが動いていたのをはじめて知った。
これは、女子レスリングの小原、伊調両選手が金メダルを獲得したニュースで明らかにされた。
その内容は、レスリングの動きに併せ、効果的にその運動の範囲を可能にする靴の開発への助成。
ロンドンのレスリングのマットは通常のものより軟らかめになっているので、それにも対応できるというもの。
その開発費用を国費で賄ったが、その金額は明らかにされていないにしても、大いに結構。
訳のわからない国会運営に日銭4億円が費消されているのに比べ、はるかに生きたお金の使い方。
ちなみに、米国165億円、韓国150億円、中国100億円に比べ、日本は今回倍増して50億円。
これではお隣の国が日本に比べ圧倒的なメダルを獲得しているのは、納得せざるを得ない。
日本のマイナー競技は、選手自らが手弁当で、世界規模の競技会に参加し、出場資格を取るという。
美人競技者がいるテコンドウなどは、ソールオリンピックで銅メダルを一個とっただけなので、強化費もでない。
今回も2回戦で、世界チャンピンの中国の選手に赤子のように打ち負かされ、五輪出場の目はなくなるかも。
メダルを獲得できないと判断される競技には一切、国費を使わず、メダルの可能性がるものだけに集中。
しかも、小中学生の段階から長期的に強化する方針の元、いわゆるエリート強化にまい進すべきなのか。
運動能力は一朝一夕に上がるものではないから、やはり長期的な展望が必要なのだろう。
競技会場のセンターポールに日の丸が挙がり、国歌が流れるのを見ているのは気分が高揚する。
どこの会場からも君が代が流れてくるようになれば、「もういいよ」となるかもしれない。
でも今の段階は、「もっと聞きたい。みたい」 そして、喜びたい。
税金は有効に使えばだれも文句は言わない。それも国民が喜ぶことに使うこんな素晴らしいことはない。
4年後のブラジル五輪ために、今からでも遅いかもしれないが、国費をどしどし使うべき。
今回も事業承継とは無関係の話でしたが、どうかご勘弁ください。
事業承継支援室長
大滝二三男
9月25日、本社セミナールームで事業承継セミナーを行います。
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