事業承継を考える時、そのきっかけはなんでしょうか?
年齢? 気力? 記憶力? 事務所のトラブル? 経営への不安? 身体上の問題?
一番はっきりしていのがなんと言っても、病気。
税理士事務所を経営するには、体力が持たないとやっていけません。
体力が伴わなければ、お客さんの話をじっくり聞き、その解決策を提案する気力もなくなります。
職員の勤務態度に何らかの問題があれば、それをしっかり受け止め、指導する必要も出てきます。
病気がちの先生は、職員にも遠慮し、はっきりと言うべきことも言えずに、事務所内が不穏になることも。
積もり積もって、職員も所長の言うことも聞かなくなるといった最悪な状況になることもあります。
ある先生からの話ですが、ご自身が病気で2か月間入院中に、副所長が職員に命令口調になったそうです。
そのうち、「所長はもう復帰できない」といったような話をし出し、事務所を引き継ぐといったことを口に。
ところが、所長自身も復帰できそうかそうか不安になっていた時に、名医に会い、見事全会。そして復帰。
所長が元気になっって事務所に復帰すると、副所長は自分の担当したお客さんを持って独立して行ったという。
事務所職員のみならず、お客さんにも所長の復帰は絶望と言いふらしていたので、独立せざるを得なくなった。
信頼していた副所長の反乱にがっくりした所長さんだが、今では元気に第一線で頑張っています。
やはり、なんといっても健康こそが一番。
ですから、健康に自信がないというか、不治の病にかかった先生は自分の時間を持ちたいと引退されます。
生涯現役を言われていた先生でも、さすがに病で責任を全うできないとなると、承継を考えます。
お客さんのためにも、職員のためにも、早く安心させたいという気持ちから、弊社にご相談があります。
このような先生は腹が決まっていますから、弊社のコンサルも先生のお気持ち次第の解決策を提案できます。
現在もそんな先生方のご相談に乗っていますが、一番先生が安心できる提案をと日々考えている次第です。
税理士として名誉ある”撤退”をできるようにと、側面から応援するのも我々の仕事です。
事業承継支援室長
大滝二三男
事業承継のご相談は、どうぞお気軽に!
フリーダイヤル 0120800058 e-mail fumio-o@np-net.co.jp