最近、会計事務所の事業承継について、現状を話して欲しいという要請が増えています。
なぜか、事業承継を専門とする企業が増え、税理士事務所にDMが送られるようになったからのようです。
当支援室では、もっぱら後継者を探している事務所向けの特集号は、年に数回出しています。
他の業者では、承継希望者と見られる若手の先生の所にもDMを盛んに送っているようにも聞きます。
どう見てもに承継希望者のほうが多いわけですから、すべての人に承継の機会が回るわけではありません。
当支援室では、オークションのようなことはしません。
情報は承継希望者のうち、最適と認められる税理士および税理士法人1件にだけ公開します。
もちろん、その意思があるかないかを確認した段階だけで、情報を全面公開することはありません。
ですから、後継の事務所を探している税理士さんの情報が、不動産情報のように、流れることはありません。
さらに、成約ができた先生方の情報を流すこともしていません。
世間が狭いですから、「××先生のところは、室長さんが担当したの?」なんてすぐ聞かれます。
でも、答えは「うちは一切お話しませんよ。そのために守秘義務契約を結んでいるんです」と。
たとえ、承継支援室に登録されている承継希望者であっても、「登録されてますよ」なんて話しません。
皆さん、独力で営業して事業を拡大しているわけですから、当方はあくまでもクロコです。
そんな担当者がお話します。実例を挙げて話しますが、あくまでも個人が分かる話し方はしません。
もちろん、その場限りの話ですので、時には口を滑らすことがあっても、それはちゃんとガードしたうえです。
良い話も、悪い話も沢山あります。その中で今一番重要なこと、それを話します。
今回も、税理士さんが税務研修を目的に集まるわけですので、経営の面から承継の話をします。
このブログをお読みの方で、話を聞いてやろうという方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
研修目的の場合には、交通費をいただければ、どこにでも伺います。
ただし、個人的に聞きたいという方は別です。特に委譲を考えている方の場合は、相談料は一切無料です。
交通費もいただいておりません。どうかお気軽にご連絡ください。
事業承継支援室長
大滝二三男