日本ハムファイターズのダルビッシュ投手の年俸が5億円と日本人の現役選手として最高年俸を手にすると言います。
これに対して、同じような成績を残している埼玉西部の涌井投手は2億円で、今年の年俸は昨年と同じ年棒を提示されている。
チームが変わると、こうも違うものなのか、それとも涌井選手は球団に良く思われていないのではないかとも考えたりする。
昔、私も会議の席上での、社長の一言で会社を辞める決断をした覚えがあります。つまり、「人間は好き嫌いで決るんだよ」と。
重要な会議の席でのことだったので、30代中盤の生意気なころの私の意見が社長の逆鱗に触れ、こんな言葉が出てきました。
私も日頃から社長とはあまり相性が良くなく、重要な仕事を任されて意気揚々としていたのが、どうも機嫌を損ねたようでした。
というわけで、誰にでも立場が違えば、評価も変わります。ダルビッシュの5億円が良いのか、涌井の2億円が正しいのか??
でも、正当な評価を期待するのは、どこの職場でも同じ。税理士事務所も組織化が進んでいるので、こんな話題も熱を帯びそう。
個人事務所の先生などは職員の好き嫌いが深層にあって、たぶん待遇を考えている方が多いのはないでしょうか。
涌井のような優秀な人材が待遇にふて腐れて、十分力を発揮できなければ、チームにとっても大きなマイナスでしょう。
そんなことがない事務所じゃあ、と大きな声も聞こえて来そうな気もします。
事業承継支援室長
大滝二三男
私は昭和23年生まれです。