本日、良いことをしました。
実は仙台からの帰りの新幹線、全席指定の新青森からのはやてに、指定席のないままに飛び乗ってしまいました。
全席指定ですから、指定席券のない私には座る席はありません。検札に来た乗務員にそのことを告げ、指定席料金を払い、堂々とその席に座りました。
隣の席には、75歳位の老婦人が座っていましたが、私の席に座っているのをみた乗務員が席の確認をすると、東京駅で新幹線を間違えて仙台まで来てしまったとのことで、大宮まで戻るところだという。
車窓を見るでもなく、自分の行き先である金沢への切符と、新幹線越後湯沢までの新幹線特急券を、不安げにバッグの中から出し入れを繰り返していました。
6時を過ぎていますので、果たして今日中に金沢につけるのだろうかと、私も気が気でなく、宇都宮を過ぎたところで、たまたま車掌が通りかかりました。
そこで。「こちらの方、金沢まで行かれるようですが、今日中に着けますか?」と質問すると、列車ダイヤを調べ、その車掌さん「大宮で乗り換えれば、大丈夫着けます」と乗り換える列車の時間等も教えてくれた。
私も大宮で乗換えなので、そのご婦人を新潟新幹線の発車ホームまでエスコート。長野行きと同じホームだけに気が気でなく、「6時58分発のときですよ」と念押しして、その場を去ったが、越後湯沢で乗り換えて、10時47分の金沢着のはくたか24号に乗れたかどうか?
久しぶりに、困っている人をお助けしたこと。もちろん、事業承継では困っている方を日ごろからお助けしているのだが、本日は仙台でひとつの案件を処理した後だけに気持ちの余裕が出たのだろう。
それでも、あの老婦人がご自分の家についたかどうか、心配でしょうがない。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。