すみません。個人的なことですが、一昨日、やっと引越しが終わりました。といっても、半年後には再度引っ越しますから、それが最後の引越しとなります。
実は数年前に家を立てる計画し、やっと実現の運びとなったもので、明日旧宅を解体し、そこに新居を建設するための引越しです。
引っ越した先が、新居を建てる土地の旧地主のマンション。マンション住まいも初めてなので、階上の音が気になることも初体験。
なるほど静かなマンションですが、時折階上の子供たちが走り回ったり、大声を上げ、挙句は泣き叫んだり。子育て真っ最中のころを思い出す始末。
そんな歳になったのかと感慨深いものがありますが、新居に住む時間を考えると、自分たちのためではなく、子や孫のためと何かすっきりしない。
でも、自分が幸せな生活ができるのも両親が与えてくれたもの、それを引き継ぐ子供に託す、なんてコマーシャルがありますが、まさにそのとおりか。
ビジネスでも同様のことが繰り広げられていますが、税理士事務所のケースはそんなに簡単ではないことはこのブログをお読みになる方なら誰でもご存知。
物ではない、ノウハウを引き継いでいく仕事。しかも、難しい試験という高い壁を乗り越えての引継ぎ。男女の別なく、空気を読めない人にはできない仕事。
昨日も若手の税理士さんから引き継げる事務所はありませんか、との電話。独立して数ヶ月と言いますから、こちらではまだまだ修行が必要でしょうと返事。
もっとも、電話だけでも性格にその人となりは分かりませんので、極力お会いするようにはしています。どうぞ、ご連絡ください。機会があればラッキーです。
本当の最後の引越しが来年春になりますが、これが終われば、私ももっとじっくり皆様のお話を聞く機会も増えると思いますので、今から非常に楽しみです。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。