所長の娘さんから事業承継に関する連絡がよく来ます。
事務所のお勤めの方もいらっしゃいますし、父親の事務所とは関係のないほかの会社でOLをしている方もさまざまです。
多くのご相談が自分をはじめ。家族には資格者がいないので、年取った父親にもしものことがあったらどうしたらいいのでしょうか、というもの。
自分たちに資格がないこと、そのために税理士事務所を経営することができないこと、そのために自分たちの生活が危うくなること、それが一番の心配事です。
もちろん、ご家族は父親の仕事は自分たちの”家業”と理解していますから、父親がなくなったら、如何にその財産を守るかが最大の課題です。
先生がそのような状況を考え、それなりの措置を講じていればいいのですが、そんなことを考える先生はほとんど皆無です。いつまでも仕事ができるのですね。
でも、いつお呼びがあるかわからないから、皆さんが悩み、それなりの対策を考えているわけです。ところが、自分にはそんなことはないと思っているようです。
父親が考えていないのですから、娘さんが考えざるを得ません。さてさえ、どちらが正しいのか、もちろん結論は出ませんが、そんな悩める人たちが弊社に連絡してくるわけです。いかがですか、先生。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。