鳩山さんはもう政治的な生命はない。ここまで信頼を失った政治家がどんなにすばらしいことを言っても誰も信用しないだろう。たとえ今の地位を失った後で懺悔を繰り返しても無理でしょう。(ブログ投稿の4時間後に辞任表明)
鳩山グループにいる政治家はもちろん彼の考えに共鳴して集まったのであろうが、その潤沢な資金も母親からの”お小遣い”であったことが分かった以上、今後期待することもできないはず。
そうなると、”構成員”たちも頼り切ることはもう期待できないだろう。結果、一人ぼっちの元総理となることは必定だし、自らも総理の座から降りたら政治家も辞めるといたから、永田町からはグットバイのはず。
ここ2,3日で彼の将来が決まるわけだが、総理経験者がいつまでも権力にしがみついているより、田園調布の自宅から出かけるときは愛妻とともに趣味に生きると言うのもいいのではないだろうか。
自らが創業した企業からなかなか退けないのはどこの企業経営者も同じだが、その相談に乗っている税理士先生方も同じ悩みを持っている。後継者がいないのだ。いや育てられなかったのだ。そのために引くに引けない。
でも、政治家が権力を失っても若ければカムバックすることもできるが、トップまで登り詰めた人には第一線で一からやり直すことはできない。所長税理士さんも同じ、勤務税理士に戻ることはできない。
後継者がいない以上、そして職員の生活を守れなくなったら、自らの財産を食いつぶしてまでも事務所を継続することはできない相談。それゆえに中小企業経営者にとっても事業承継は大歓迎のはず。
それにしても、政治家の”死”がここまで注目されたのは良しとすべきではないだろうか。前政権党の野垂れ死によりはるかにましではないだろうか。国民が何をなすべきかを知らせたわけだから。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。