先日のチリ地震による津波。地球の裏側に起こったマグチュー度8を超える地震の影響で日本でも津波がありました。気象庁の警報で幸い大きな災害にはなりませんでしたが、それでも三陸沖のカキの養殖いかだは壊滅状態になったようです。
警報の割に大きな津波が来なかったことで、警報のあり方を批判する向きもかなりありましたが、”狼少年”になることを憂うるより、警報に従って避難し、その結果何もなかったことに感謝すべきことだと思いますがいかがでしょう。
そんな中で、警報が出ている中で、波打ち際には多くのサーファーたちが大波を待ち構えていたそうです。津波といえば、大きな波が来ると考えていたようですが、この輩、地震による津波がどんなものか、もちろん知らないからそんなことができたのでしょうね。
ハワイのビックウエーブ、海の表層で舞い上がる波、波乗りすれば済んでしまう大きな波と、海底から表層まですべてが大きなうねりとなる津波、一度表層から中にのみ込められたら、救われようもありません。しかもそれが引き波であったら。
なんと1000人を超えるサーファーたちがビッグな波を待ち受けていたといいますから、なんと命知らずの連中でしょうか。海の遭難では救助事業にお金はかからないといいます。それは昔から猟師たちの相互扶助の精神があるからといいます。
でも、今回のような津波でもしもサーファーたちが被災したとしても、誰も大変だーとは思わないでしょうね。なんと馬鹿なことをというに違いありません。そんな連中が太平洋沿岸でボードに乗り、たとえ遭難しても誰も無料で救助する必要ないでしょうね。
自らの命を大切にすることこそ勇気のはず。わけのわからない津波をビッグウエーブだと待ち受けるのはどう考えても勇者ではなく、アホ。どうしても大きな波に乗りたいと考えるなら、どうぞ海外に行ってください。経済界も歓迎します。
どうやら、最近のこの日本にはルールをしっかり守りながら楽しむという風土が壊れているようですね。仕事を楽しむこともなかなか難しい世の中になってきました。話は飛んでしまいますが、会計業界でのルールを守りながらの生き方に迷っている方々も多くなってきました。
そんな相談が事業承継支援室にも寄せられるようになってきています。もちろん、わけのわからないサーファーたちのような会計人はこちらからもごめんです。しかし、しっかりルールを守り、大海に迷っている先生方の相談はいつでもお待ちしています。どうかご気軽に!!
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。