カナダ・バンクーバーといえば、今から13年前の英国領・香港の中国返還を前に香港の富裕層・中国人の多くが移住し、当時大騒ぎになったところ。そして、多くの移民を受け入れるカナダの中でも中国人が多いところ。日本人では最近の若者には知らない人も多い、テレビタレントの大橋巨泉が移住した都市として有名。
10数年前に、バンクーバーの会計事務所、そしてバンクーバー近郊にある国税局を訪問したが、当時、同地を訪れる日本人の多くが単なる観光。バンクーバー市内には特別な見学場所もなく、会計事務所を探すことが大変な苦労。もちろん、日本では当時、電子申告は構想段階。同行した会計事務所の先生方も確定申告と法人の月次サービスとの関連が掴めず、会計事務所での質問もちんぷんかんぷん。
それでも日系人の会計事務所を探しだし、会計事務所事情を聞きまくる。所長の公認会計士は自らの2度目の結婚式でハワイに飛び立ち、日系2世のお母さんだけが事務所にとどまり、われわれの質問に答えてくれた。まさに記帳代行だけでかなりの収益を賄っているが、やはり、それ以上の高収益のサービスを提供できる態勢を作る必要があり、体力も必要というのが、お母さんの考えだった。
顧問先の要望に十分応えられる態勢作りがこれからの会計事務所に必要だろうし、その経営者としては激務に耐えられる体を鍛えておく必要がある。まさにそうですね。鍛えた人だけが、家族のこれからの未来を見届けるのではないだろうか?ますます、わが国でも移民が増える中で、なよなよとした日本人ではいけないようです。
事業承継支援室長
大滝二三男
でした。