一週間のうち、5日間このblogを書き続けています。
そのテーマは、税理士事務所の事業承継に限っています。
同じ内容を書くこともありますが、基本的にblogを再録はしません。
そう、承継案件は゛十人十色゛ですから、書き方も色々できます。
守秘義務がありますから、案件を詳細に記録することはしません。
しかし、数年前に自分のことが書かれているとの抗議もありました。
それは、先生がボケて、女性職員が゛勝手゛に承継を決めたケース。
先生の家族が支援室に相談に来て、その事実が判明。
実際にその職員にも会って話を聞いたが、その主張を変えなかった。
相手の先生は欲しくもない事務所だからと言って、対価を納得しない。
その仲介に入った時点で、女性職員と相手の先生とは面談済み。
お客をよく知る職員が来るのであれば、受け入れても良いか程度の意欲。
先生の家族は、ただで譲るつもりはなく、何とかお金を手にしたい。
そんな状況で、女性職員の対応などを一般論として書いた。
当事者自信であれば思い当たるかもしれないが、部外者には分からない。
そう、当事者にも分からないようにデフォルメして書いている。
抗議の電話があった時に、他人に分かりますかと訊いてみた。
自分のことだと推測はできる内容だという、キャンキャン言う。
結果、女性が決めた事務所で話をまとめると、抗議もなくなった。
後日談だが、この女性、新しい先生と反りが合わず、間もなく退職。
このblogで紹介した事例のなかでも、抗議の代表例でしたが、
新しい職場で元気に働いているという話が聞けず、誠に残念。
これからも税理士の事業承継が上手くいくよう、頑張ります。
また、このblogを読んでくれる方の参考になる話を書き続けます。
事業承継支援室長
大滝二三男