高級外車の中でもロールスロイスはまた格別のようですが、英国王室御用達の車だが、何とこの車の”お釜を掘った”トヨタのセルシオの運命はどうなったでしょうか?
お釜を掘られたロールスロイスに乗っていた方の証言によりますと、交差点で止まっていたところブレーキも一切かけずにセルシオがぶつかってきたそうです。
バックミラーに映った車がみるみるちかづき、そしてズドーンとの衝撃。首が少々後ろに振られたが、体には異常なし。車を降りて衝突した車を見ると、ぺちゃんこ。
即廃車が決まったようですが、ぶつかった運転手の方は救急車で病院へ。ロールスロイスの報はというと、後ろ側のバンパーが少々曲がった程度。そのまま家に帰り、修理工場へ。
幸い軽い程度で済んだセルシオの運転をしていたさる中小企業の社長は「現金払いますから、請求書を送ってください」の一言。ロールスロイスの所有者は「大丈夫かな」
見積書には300万円近い修理費が書かれており、これを中小企業の社長さんに連絡すると、びっくり「保険でやりましから、よろしくお願いしします」には大笑いだったとか。
それにしてもハイブリット車の1台買えてしまう修理費とはいかがなものかというものの、日本車にはない頑丈な装備がなされているロールスロイス、さすが英国王室御用達の車。
各国の要人を乗せる車だけにちょっとやそっとで車がつぶれては申し訳が立たないということか、やはり車より人命大事の思想。セルシオも同じく人命第一だが、乗る人の格が違う?
さすがにロールスロイスに乗っている会計人はいないが、車付きの税理士さんたちも多く、国産車ではレクサス、セルシオさらに外車ではベンツなどに乗っている人も少なくない。
とはいうもののこのようなご時世になってくると、個人的の遊びの時には高級外車に乗って業務用には2000CC以下の乗用車に乗り換えている所長さんたちも多いと聞く。
事業承継のお手伝いをしていると、承継が終わり、対価を手にした先生は自分への長年のご褒美としてBMWを購入された方がいらっしゃいますが、ほほえましい限りです。
やはり、長年経営してきた事務所を他の方に承継し、仕事から離れてみると、とらえどころのない無気力間にさいなまれる方もいらっしゃいますが、自分へのご褒美も大切ですね。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。