今年も本当に残りわずかです(早い・・・)、そして私のこのブログの更新も多分あと1回・・・
そんなわけで月並みですが、勝手に振り返ります。2008年
個人的には結婚などもあり激動の1年となりましたが
仕事的にもやっぱり今年はちょっといつもと違いました。
支援室4年目の今年、まだまだ発展途上の「会計事務所事業承継」ですが、例年に比べ相談の内容が異なっていたと思います。
印象的には「資格停止処分」による相談が今年多かった気がします。(過去にはありませんでした)
税理士会が非行調査を厳格化している動きが少なからず影響していることは確実です
ただ逆の捉え方をすれば、「会計事務所の事業譲渡が可能」ということを広く知ってもらたと・・・
しかし実は「資格停止処分」が理由の相談、殆ど案件化していません。
理由:殆どが名義貸しの要請だから
つまり、資格が停止している期間中だけ、他の会計事務所に面倒を見て欲しいという要望の人が殆どです
我々は名義貸し(違法行為)に加担できませんし、当然断ります。
認知度が高まっていることは、喜ぶべきことですが、このような要望のご相談は素直に喜べません。
認知度が高まっていることの反動としてもう一つ「相対取引のトラブル」の相談がことしも多くありました。
前にも書きましたが、既に実行されている事案に対しては我々が提供できるサービスは限定的です。「会計事務所の事業承継」が普及しているが故、「相対取引」も増加したのかなあと思うと・・・複雑です。
その年その年、いろいろなご相談を頂き。その内容が年々複雑になっていくような気がする。
まとめると2008年という年は、税理士業界にとっても重要な転換期に成るような気がします。
世相は不況、先生方のお悩みは増えてくるかもしれません。そんな中で少しでも先生方のお役に立てれば・・・
来年も頑張ります
事業承継支援室
石原坂 誠
良いお年越しを