先日、会計事務所開業40年の先生にお話を伺いました。
もう20年近くのお付き合いの方です。
最近、若い方が地方にはいないんですよね、といえば、
昔も優秀な人は都会を目指したものですよ、との答え。
でも、ここ数年の地方の落ち込みはひどすぎますといえば、
昔から地方はひどいもので、若者には魅力はなかった、と。
昔も若者が立身出世、一旗上げようと思えば大都会だった。
でも、今はそんなことを求めている若者はいるのか。
ノウパンしゃぶしゃぶを謳歌するキャリアのていたらくを知って
旧大蔵省の事務次官を目指すキャリアたちは意欲を失った。
でも、地方には魅力がないと多くの若者が都会を目指す。
その大都市にも雇用の機会がないという事実を知ることになる。
今、若者が都会を目指すだけの魅力があるのか。
そして、それなりの報酬を得ることができるのか。
経営の実態を知るもので、中小企業にっとて一番身近なのは
会計事務所、税理士事務所の経営者であり、その職員だ。
ゆえに、会計事務所の所長の責任は大変重いものになっている。
一旗あげた社長さんたち、そしてその企業を守るためにも。
会計事務所の経営は本当に難しい時代になりました。
計理士の時代ではありませんね。どうでしょう。
事業承継支援室長
大滝二三男