エヌピー通信社だからできる会計事務所のための事業承継サービス

エヌピー通信社 事業承継・M&A支援室

ご相談随時受付中

事業承継ホットライン(通話料無料!!)

TEL:0120-800-058 FAX:0120-813-366

未分類

昨日の続きですが、謀反の原因は、さてどこにあるのでしょう?

投稿日:

税理士事務所の職員は、安月給が当たり前のように言われてきました。

しかし、謀反があった事務所の職員の給与は、決して安いわけはありません。

中小企業に勤める職員と比べても、良い部類に属していました。

それでは、何が謀反に走らせたのでしょうか?

この点になると、放逐された所長は、自分が悪かったんです、と言うのみ。

謀反を認めざるを得ないのは事実だが、認めたくない。

でも、職員が主張する内容には、どうしても納得できない。

自らが考案したシステムによって、顧問先も経営に目覚めさせた。

普通の税理士事務所にはない経営支援を行ってきた。

職員も記帳代行などから解放され、経営指導に働き甲斐も持っていた。

所長も職員がシステムに習熟したことで、任せっきりにしていた。

その結果、一般の税理士事務所よりも高い顧問料が事務所に入った。

職員も高収益であることを知り、一部の職員が所長が収奪していると主張。

事務所にあまり出てこない所長、職員たちは徒党を組んだ。

所長は普通の事務所以上の給与を払っていると、誰もが認めていると勘違い。

勤務税理士も職員と共に所長に非を主張し、事業承継を゛提案゛。

「あなたの下ではできないが、お客さんのために自分達が引き継ぎます。」

所長もこの提案に゛あんぐり゛、開いた口は塞がらない。

でも、職員が全員退職すると、自分一人では仕事はできない。

この数年間、すべての業務を職員を指導し、任せっきりにできるようにした。

その結果が、なんと「先生は要りません。自分達でやれます。」

職員がこのような結論を出すまでには、相当悩んだことでしょう。

自分達で果たして事務所を運営できるのだろうか?

なにもしない所長でも、自分達はそれなりの給与を手にすることができる。

責任は所長が負えばいい、サラリーさえもらえれば、と考えてもいい。

でも、今回は゛謀反゛をおこし、先生は追放した。

お客さんがすべて付いてくるかどうかは分からないが、それでも良い。

こんな所長になるとは誰も考えていない、でも現実にそうなった。

これからは、職員たちの゛正義゛が認められるかどうか、見守りましょう。

こういった見方も、昨日の事例ではできるんですね!

果たして、答えはどうなるのでしょう、職員たちの一致団結は何時まで?

こんなことが、あなたの事務所に起こらないとも限りませんね、

事業承継支援室長
大滝二三男

  • この記事を書いた人

大滝二三男

事業承継・M&A支援室長

-未分類

Copyright© エヌピー通信社 事業承継・M&A支援室 , 2024 All Rights Reserved.