今や男でも平均寿命が、80才を超える。
年金は65才にならなければ支給されないし、支給年齢も上がります。
定年が60才ならなにもしなければ、年金支給まで5年間は無収入。
これで全うな生活ができるのは、定年までに充分な準備をしていた人。
こんな人は、果たしてどれくらいいるのだろうか?
年金支給までに貯金も使い果たし、家賃も払えず、ホームレスになる人も。
会計事務所の実務を担当する職員が、60才でその能力を失うだろうか。
ありえません。
50年前に比べて、実際の年齢は当時の7掛けとも言われる。
こうなると、今60才なら当時の42才、元気溌剌です。
男女とも、まだまだ、これから自分の後継者となる子供を作れる年齢。
そう、60才は仕事適齢期、今後の数年間は経験を十分活かせる歳でも。
そして、65才、70才までは"卒業"までの準備期間。
まだまだ引退する歳ではありませんよ。60代の皆さん!
そんな年齢の職員を使いこなせないのは、所長、あなたの責任です。
しっかりしてくださいね。
事業承継支援室長
大滝二三男