このブログでも、高齢者だから事業承継するということを書いてきました。
しかし、いくら歳を取っていても、辞めない人は辞めません。
90歳を超えても現役で、しかも従業員がいるという先生も少なくありません。
もちろん、税制改正など新しい法律の精通しているかどうかは、定かではありません。
誰もそのことを確認しようとしないのが、これまた普通のことです。
大先生だから当然わかっているはずと、職員も理解したいというのが普通です。
しかし、高齢者にならなくても、新しい法律が頭にないらないという先生も当然います。
そんな中で、65歳という前期高齢者になった先生も、「そろそろ引退です」という声も聞かれます。
そう、年齢で事業主の経営者としてのハードルを決めてはいけません。
40代でも経営者として不適者も多く見られます。
税理士だから許されるという人も少なくありません。
いずれにしても、税理士という国家資格を取得した人の業務は、年齢で判断されるものではありません。
事業承継を考える先生は、ご自身で腹を決めたら、そうするのが一番いいでしょう。
財界人でも、若くして引退する人は少なくありません。
自らの使命が終わったと考えるときに、その時が引退の時なんでしょう。
中間・従業員と離れたくたい。誰もが思います。
でも、 その時期を決めるのは、先生ご自身です。
法律改正が分からなくなれば、当然引退の時期なんでしょうね。
厄介なことは厄介ですが、従業員のことを考えると、辞めるに辞められませんが、どうされますか?
事業承継支援室長
大滝二三男