中国マネーは、貪欲に世界中の不動産を買い漁っているようだ。
いざとなったら、世界中のどこへでも逃げ出すことができるよう、用意は万全!
どこで稼いだお金かはわからないが、とにかく中国マネーはどこにでも投資されている。
ちなみに、東京は銀座界隈の優良物件は、台湾系の中国人(最近は台湾人というようだが)が購入。
虎ノ門ヒルズのワンフロワーの住居部分10室を、3人の台湾人が20億円で購入。
そのほかでも銀座界隈、いわゆる都内の一等地を精力的に買ってきている。
ハワイの場合、昨年の外国人の不動産購入総額は、およそ5億5千万ドル。
国別でみると、カナダ2億4500万ドル、次いで日本1億8千900万ドル。
オーストラリアと香港が2200万ドル、中国1700万ドル、そしてその他5300万ドルとなった。
ところが、カナダ、オーストラリア、香港の買い手は、ほとんどが中国人。
現状でも、投資物件以外でも住宅用の不動産をかいまくっていることが分かっている。
だから、2年後には中国人が大挙してハワイに移住し、中国人の島になってしまうのではないか。
そんな声も聞こえるようにもなっている。
日本のバブルの時もそうだったが、とにかく不動産の商品価値は、高くなりこそすれ、下がらない。
でも、いつかはそのバブルも終焉を迎えるわけだが、ババを掴むのはいったいだれか?
中国では生業で稼ぐことより、金や不動産などへの投資が尊重される。
そしていつでも逃げだす用意が万全になっているというから、驚き。
そのためにも日本の土地を買いたいという経営者も少なくない。
事業承継という言葉が、聞かれるようになるのは、果たして何年後か。
今まさに相続対策などで優良なマンションなどを仲介している業者も数なくない。
まさに歴史は繰り返すわけで、にほんの数十年前を髣髴とさせる中国マネーの動きだ。
今回はこの3連休を常夏の島ハワイでの研修での、興味ある話を書きました。
今からの不動産投資は少し遅いかもしれないというのが、現地の不動産プロの話だ。
事業承継の話は取り止め、ハワイの不動産にまつわる話としました。
事業承継支援室長
大滝二三男