言うまでもありませんが、不治の病でお客さんにも、職員にも迷惑をかけたくない先生。
これらの先生には特別の事情がありますから、話は順調に進みます。
職員も、近い将来に先生に万が一のことがあると理解していますから、邪魔はしません。
病が気になる先生とは別に、相談が多いのが、資格のない息子さんの処遇。
税理士事務所の場合、資格が絶対条件で、資格のない人は埒外になる。
ですから、息子さんが資格がなければ、爆弾を残る。
もちろん、その息子さんが事務所の業務をすべてそつなくこなせるときは問題なし。
しかし、先生の掌で過ごしてきた息子さんの場合は、すべての業務をこなせる点ではアウト。
甘やかされるままに、事務所の手伝いから出発した息子さんの場合は、職員からも拒否反応。
もっとも、息子さんの成長をよく知る職員にとっては、先生には服従しても、息子さんには?
息子さんが資格を持っていれば、こんな問題はありません。
すべてが資格だけに、職員が試験に受かり、息子さんがダメでは話になりません。
息子さんの勉強に協力したくとも、試験そのものに挑戦するのは息子さん、その対応が問題に。
ですから、事業承継を相談する先生のバックグランドは、資格のない息子。
先生も強くは言えないということがあるようで、これからも一番を記録し続けるでしょう。
事業承継支援室長
大滝二三男
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