全国を走り回っている事業承継支援室長として、携帯電話は非常に便利な武器の一つ。
この携帯電話を取れないこともしばしばあります。打ち合わせの最中などは取りません。
昨日、会社からこの電話番号を知らされたという、女性から電話がありました。
それも打ち合わせが長引いていたため、電話を取れませんでしたので、留守電を聞きました。
「○○と申します。いつもお世話になっております。事業承継コンサルタントのことで電話をしたんですけど、
電話が欲しいんですけど、この電話番号で分かりますよね。そちらに出ていますよね。お願いします。」
電話を忠実に再現しました。早口で自分の言いたいことだけを残していました。
打ち合わせが終わった後に、電話をしてみました。
昨年に事業承継のお手伝いをし、今年1月に亡くなられた税理士さんの準確定申告のことでした。
電話に出た女性は、「お宅が○○先生の事業承継をやられたんですよね」と、いきなり質問。
当方は、エヌピー通信社の事業承継支援室の大滝と名乗っているが、相手は名前のみ、所属もなし。
こちらも守秘義務があるので、電話の主にはっきりと答えず、「守秘義務があります」と返答。
その答えにもかかわらず、一方的に懸案の事項についてしゃべりまくる。
そして、「○○先生が亡くなられ、準確定申告するために、弁護士から依頼を受けた」という。
それでも、本人が何者かを言わないので、「あなたは税理士ですか?」と聞くと、「はい」との答え。
その後も、事業承継の相手だという事務所名や金額などを言ってくる。
私も「守秘義務があるので、誰が引きついだかなどはお答えできません」と、返事する。
「先生は仮受金としているのですが、これはおかしいと思うんですよ」
「ご自身が税理士であるなら、それなりの処理をすればいいでしょう。私は税理士ではありません」
それでも、承継先のことを確認しようとするので、「守秘義務契約を結んでいますので、お答えできません」
自分が何者なのか、一切話すことなく、名前だけを名乗って、話をしようとする姿勢、いただけません。
その結果、「○○先生の雑所得して申告していいんですよね」と、確認を求める。
「勝手にしてください。当方は税務相談を受ける資格もないし、プロではありません。」
どうでしょう?こんな会話は初めてですが、税理士としての見識を疑ってしまいました。残念!!?
事業承継支援室長
大滝二三男