税理士の資格は、一生ものです。
ここ数年、資格を維持するための研修が、義務付けられようとしています。
納税者の権利を守るためには、改正税法などを的確に運用できなければなりません。
そのためにも、自主的な研修が義務づけられるのは、当然の事でしょう。
その研修内容を理解できないような税理士さんには、退場をお願いするのが当然でしょう。
高齢の先生は言います。そんなことをしなくても、十分仕事をこなしてきた、と。
お客さんへのサービスが十分行われていたかどうかは、わかりません。
先生の勝手な理解で、お客さんが満足したと思っているに違いがありません。
本当にお客さんが税理士さんのサービスを理解し、報酬を払っているのかどうか??
でも、これまで100件近くの事業承継のお手伝いをしてきましたが、先生方は皆さん満足です。
税理士さんの年齢の幅は非常に広く、30歳台から90歳超まで。
資格を取得する手段としても様々。試験組、特別試験組、大学院組などなど。
資格を取得するまでに様々な人生を過ごされています。
どこが優で、どこが可で、さらに不可か、など、実はどうでもいいことです。
国家の法律を適切に運用する中で、納税者の権利を守り、国に負う義務を助ける。
そのための税理士。
しかし、事業承継のお手伝いをしていると、税理士さんの個性を感じざるを得ない。
依頼者の人生がそこにはいっぱい詰まっている。それを無視して、コンサルはできない。
十分、依頼者の言い分を聞く、疑問があってもまず聞く、それが仕事。
依頼者の思い以上のコンサルをしても、依頼者の心には響かない。
これまでの数十年の自らの歴史をストップする、そんなときに余計な手伝いは期待されない。
ただ、お聞きする。訊く、聞く。
当支援室の最大の仕事が、先生方の人生の叫びをを聞くことかもしれない。
事業承継支援室長
大滝二三男
事業承継のお悩みは、フリ-ダイヤル 01020800058 e-mail fumio-o@np-net.co.jp
まで、お気軽にご連絡ください。