先週、ベトナムに行ってきました。会計事務所の視察です。
税理士さんたち20人で、訪問させていただきました。
ベトナム一の日系会計事務所で、ハノイとホーチミンに事務所があります。
規模は2対1で、日系企業が多く進出している、ホーチミンが勝っています。
そこで働く29歳に日本人。米国公認会計士からベトナム公認会計士にキャリアアップ(?)
学生時代からベトナムを目指していたという夢を抱き続け、それを実現した硬骨漢!
「日本にいても夢がない。自己実現できるのが、ベトナム」と考え、まさにその道を突き進んだ。
結果、日系企業の進出に関するコンサルを担当し、クライアントが落とし穴にはまらによう丁寧に指導。
とても29歳、キャリア4年にはとても見えないその堂々とした対応ぶりに、企業経営者も納得だ。
今や日系の会計事務所は15社を超えているようだが、”29歳氏”が勤務する事務所はNO1事務所。
創立も1番なら、その売り上げも他社が、全社かかっても及ばない断然のトップ事務所。
同地への企業進出に拍車がかかっている影響で、同国に事務所開設を目論む会計士・税理士も少なくない。
しかし、同事務所のガリバーぶりを横目に、進出を諦める事務所経営者も同様にいる。
そんな事務所で、オーナーの右腕として、29歳に青年が100年のコンサル軍団を統率。
こんなたくましい若者が日本人でもいるのかと、大いに感心させられた。
それとともに、日本の閉塞状況を打破するためにも、多くの若者が”荒野”を探してほしいとも感じた次第。
もちろん、ベトナムに興味のある人は、すべてこの事務所の存在を知り、教えを乞う姿が絶えない。
そうこの日、事務所訪問後は、夕食会。伝統のベトナム料理を楽しんでいたそのレストランでのこと。
10名ほどの団体が席に着くと、なんと東京の著名な税理士さんに一行。
社内旅行ということだったが、もちろん”29歳氏”も同氏に親しく挨拶を交わす。
仕事でホーチミンに行く会計人なら、だれでも知っているその人が、この”29歳氏”。
ベトナム進出を希望している経営者がいるなら、まずこの人に会ってから、決断ほうが良いようだ。
今回は事業承継とは直接関係のない話でしたが、会計事務所も元気になれる話です。
事業承継支援室長
大滝二三男
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