プロレスラーが四角いリングの上で一生を終えた。あのジャイアント馬場の全日本プロレスを継いだ三沢光晴・元タイガーマスクが弟子のバックドロップを食らって、そのまま天国のリングに。
ＷＷＥというアメリカのプロレスはドラマ仕立てのショーとして大成功。チャンピオンを決める試合は有料テレビでしか観られないし、ビデオも放映されず、ＤＶＤを買って初めて観ることができます。それくらい、商品力が強く、日本では想像もできない。
もちろん、その肉体も想像もできないくらい鍛えられ、テレビでも「われわれは皆さんがマネをできないほど、日々身体を鍛えています。だから、決して家庭や学校などでわれわれのまねをしないでください」と選手たちが訴えていますが、それも納得です。
ともかく、強烈な技を繰り出し、それこそ身体がいかれてしまう技が繰り出されます。ですから、これまでにも多くの有名なプロレスラーたちが病院送りになり、その人たちの中でも再起不能になり、引退をやむなくされた人も少なくありません。
ショービジネスとしてのプロレスに我慢できないファンが、限界ぎりぎりの技を要求するのも分からないでもないが、そこには鍛え抜かれた身体のプロレスラーしかその要求に応えられないという現実を理解しているファンは多いはずですが、、
三沢選手の悲劇は、プレイング・マネージャーであったプロレスラーが慢性疲労の末、社員であるプロレスラーの技に耐えることができず、首の骨をやられてしまったことだが、プロであれば誰でも耐えられるものだが、社長の責務がそうさせたか。
リングの中で、現役のまま生涯を終える会計事務所オーナーも少なくないが、それは心筋梗塞や脳溢血などの病気も多いが、脳軟化症で現実を理解できない状況に陥っている経営者の例も少なくないのが現実です。
このブログを読んでおられる会計事務所経営者のなかで、自らの引退時期をはっきりと決めておられる方がどれくらいいらっしゃるでしょうか。それとも四角いリングの上で現役のままで天寿を全うされるのでしょうか。分かりません。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。
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