先週、18日午後2時45分、秋田空港発のANAに搭乗した。
たまたま1時間前に空港に着いたので、早めに搭乗手続きを終え、待合室に。
そこに、黒字に橙色のくっきりと緊急を知らせるような縁取りのあるコートを着用した、消防署員を思わせるような服装の年齢的には30代中盤から40代の青年が。
そのコートの背中には、「総務、、、、庁」といったことが読める。
足元を見ると、同じ黒のブーツに靴紐は橙色。それも、ちょっぴりも汚れがない。
18日には、盛岡から秋田まで新幹線が普及していた。花巻空港も営業していたと思うが、その青年はどこから来たのかさっぱり分からないが、着ている物はものはすべて卸し立ての印象。
ANAの機内でも、進行方向左側、つまり福島あたりに来ると、晴れていれば太平洋の沿岸までしっかり見える窓際に座っていたからおそらくかなり前から予約をしていたのだろう。
手荷物は無し。当然、預けたことは予想されるが、その荷物を受け取るところまでは見届けなかったので、荷物があったかは定かではない。
それにしても、そんな格好で、「FDMA」の紋章をつけたコートを着ている青年が、しかもその衣装はまさに卸したて、一切の汚れもないその姿に、違和感を感じざるを得なかったのは私だけか。
こんな役人がいるに違いないと感じるのは、今回のさまざまの官製報道を聞くにつけ、われわれの共通の認識ではないだろうか?
それにしても、あの若者は何者だろうか? 総務省消防庁の役人でないことを祈る。
事業承継支援室長
大滝二三男