今回の大震災に関連して、とんでもない発言をする輩が出てきている。
中でも、「天罰」と発言した石原東京都知事はその際たる人物だ。
通常も1週間のうち、2,3日しか出勤するとかしないとか。そんな人物に「天罰」と言われる筋はない。後で陳謝をして済む問題ではない。
併せて、高齢を理由に「自分は知事選に出馬しません」と、後継者に松沢前神奈川県知事を推薦。
「ケセラセラ」とはぐらかしていた出馬に関し、息子の自民党幹事長に説得され、出馬を決める。
日本人のそれなりの地位に着いた方が、どうして晩節を汚すのか、なぜ一生を台無しにする。
そんな高尚な人物ではないことは、知られてはいるが、それにしても情けない限り。
中国から日本に留学し、ソフトブレーンズを立ち上げた宋文洲氏が経営者にとって、最も重要なことは「さようならを言うタイミング」と書いているが、その通り。
石原都知事はすでに過去の人。新東京銀行の経営に失敗し、その責任を銀行幹部に負わせ、自分の責任は回避。失政の責任を取るのが政治家の全うな姿。彼以外にもあまりにも多い責任回避者。
日本丸の再出発が今こそ問われている。政治家として不適格者はどうぞ、退場を。人材は数多います。東北頑張れ!!
事業承継支援室長
大滝二三男