新しい政権が誕生しようとしていますが、このところ税理士事務所のお客さんである中小零細企業の惨憺たる景況が報告され、従業員を減らしても、会社自体が持ちそうもないという深刻な告白が全国の社長さんたちから持ち込まれています。
こんな社会を作ってしまった政府は退場を余儀なくされましたが、それで責任を取ったことにはなりませんよね。選挙に負けたらタダの人とよく言われますが、この10年間で本当に責任を取った政治家はいるのでしょうか?
今でも歴代総理は最大の責任者を除き、皆議席を確保しています。それも仲間の応援をすることなく、自分の選挙に汲々となる中で何とか議席を確保したわけです。それでいいのでしょうかね。ハワイ沖で多くの高校生が命を失ったときにゴルフをやめず、
サメの脳を持った男と言われた元総理が、あたかも大御所のごとく振る舞い、しかも勝手気ままな後輩には苦言ひとつ言うことができず、日本の舵取りをする総理大臣は次から次とその責任を放棄し、終いには漢字もまともに読めない総理を擁立するとは、
でも、過去のことはいいでしょう。かれらも『私は自分が見えるんです。あなたとは違うんです』と今の自分の立場を理解し、打ちひしがれた中小零細企業、圧倒的数のその経営者たちのために残りの人生を生きていかれることでしょう。
税理士さんたちも必死です。少額の顧問料で毎月の税務・会計の仕事をしてきた彼らですが、お客様の企業がなくなってしまっては以下に難しい合格したといわれても、顧問料を支払う中小零細企業にとっては何の価値もありません。
こんなときほど、過去の会計を元に税金対策などを商品として提供している税理士事務所の経営は本当に厳しいと思います。ですから、近い未来の経営予測などを適正に指導できる先生になることが要請されるわけです。税金だけの税理士さんには厳しい環境。
今後、税理士さんの独占業務が廃止されようとしています。そうなると民間との競争になりますが、先生方はこれに打ち勝っていけるのでしょうますか?2013年には確定申告を大規模に、しかも低廉な価格で提供することも予想され、業界は大変です。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。