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韓国人プロゴルファーはなぜ強い

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早くも米国では8日から男子ゴルフツアー(メルセデス・ベンツ選手権)がスタートし、
久しぶりに日本人プロゴルファーとしてPGAツアーで優勝した今田竜二プロが健闘した。
残念ながら、「健闘した」としか書けないのが、非常にもどかしい。

女子プロをみると、宮里藍は一昨年秋からの大スランプから脱出したことはしたものの大活躍とはいえるものではなかったし、上田桃子も米国で戦い続けるには飛距離以外の小技などを磨かなければならないことが痛感させられた。

ところが、同じアジアの民族として、今や韓国出身の女子プロは米国人から嫌みを言われるくらい、そして韓国人プロを応援するために韓国人の家族が大挙してゴルフ場に押し寄せるためか米国人の入場者が減り、テレビの視聴率もなかなか上がらないという。

ちなみに、米国女子プロの賞金獲得トップ10の中に米国生まれの米国人はほんの数名、韓国人が6人を数えるまでになっている。なぜ韓国人プロは強いのかとの質問に、韓国人女子プロの答えは「家族、親戚の大きな期待を担っているので、賞金を獲得して期待に応えたい」

そのため、彼女たちは練習に明け暮れているという。日本人も同じように練習をしているはずだが、日本人の家族は韓国人と同じように期待をしているのだろうが、やはり、そっと見守る(?)のが日本流。本人以上に熱くなる韓国人家族とは比べようもない。

言ってみれば、韓国人女子プロゴルファーは“家業”として、一家の大黒柱として稼いでいるとも言われ、それを熱く応援し、裕福な生活を維持するという環境もあるという。中には資産家の娘さんもいるからすべてが“家業”を支える屋台骨ではないが、、、

ところで、このプロゴルフ界は何と門戸の広いことか。日本でも韓国人ゴルファーが昨年賞金王になりかけているように他の業界に比べて実力さえあれば誰でも、何人でも参加できるのが特徴的だ。ゴルファーと税理士を比較するのには無理があるが、果たして。

会計先進国の米国では資格試験のハードルは非常に低い。経済・経営系の大学院で単位を取れば、比較的スムーズに資格を取得することができる。しかし、事務所経営と資格とはほぼ無関係、実力がなければ事務所勤めもできず、一般の企業の経理マンや営業マンに転職。

ところが、日本では資格を取得するハードルが非常に高く、試験に合格するまでに疲労困憊といった若者の姿を見ることができるし、ハードルをクリアできない若者たちは”敗残兵”として業界に残るも、他の職を探すのも大変な労力をを要する。果たしてこれでいいのか?

経済の活性化を標榜するのは確かに良いことだと思うが、資格を取得した後はそれだけで食っていけること自体はよしとしないのは誰もが認めるところ。異な、食えない時代に入っていることも事実だが、スタートラインに立つことができるのが資格取得者だけでいいのか?疑問が残る。

事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。

  • この記事を書いた人

大滝二三男

事業承継・M&A支援室長

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