この週末、トヨタ自動車の工場のある愛知県は田原市に行って来ました。
その工場の周りを車で回ってみて実に広大な敷地にびっくり。
現在は完全定時退社(8時~5時)で、残業は禁じられているとのこと。
当日は土曜日とあって、当然工場の周りにある職員用駐車場はすべて空っぽ。
唯一、10数台の車が止まっていたところは、関連会社の駐車場。
こちらはトヨタ本体ではないので、そこまで管理体制が及んではいないとのこと。
こんな状態のトヨタ自動車の工場ですが、こんな人伝の話もあります。
つまり、トヨタもホンダもそんなに事業内容は悪くないとのこと。
アメリカのGMの買収話がトヨタに来そうなことを察知したトヨタ経営陣が、
これは困ったことになると急に業績ダウンを言い出した。
それに、のったのがホンダで、こちらも業績ダウンと下方修正したとか。
確かに業績の悪化しているGM・厄介物を背負わされるとこれは大変。
しかし、GMが倒産すると、700万人に影響が出ると言うが、そのGMの赤字の元は、
実は傘下のローン会社の経営の悪化で1000億円毎月赤字を出しているとか。
さらに、GMを欲しがっているのが、あのゴーン氏の率いるルノーであり、
GMの筆頭株主が株を放出し、フランス国家が後押しするルノーが買ったとの憶測も。
このGMの処理が年内に終われば、現在の株安から一気に上昇に転ずる期待も。
そうなれば、トヨタもホンダも現状の下方修正から持ち直すこともあるとか。
さて、税理士業界に目を転ずると、好景気に沸いた中部地区も元気がなくなっているが、
他の地域では、業界がこれから落ち込むと予想する人が圧倒的。
この期に事業承継を考える人も多くなってくるとの予想も出ているが、
果たしてどうか、刑期に関係なく年齢を重ね、引退が近い人は当然考えること。
当事業承継支援室もこれらの正確な情報を収集し、譲り渡す側と承継する側が平等で、
共にいい思いができるように話を進めています。風評被害は避け、正確な情報を元に。
事業承継支援室長
大滝二三男