何と10数年ぶりにガンが再発。顧問先を守るため、法人との経営統合を決意し、契約完了後に入院治療。
個人事務所の所長として、60社を越える殆どすべての顧問先を一人で担当し、入院中もネットをフル回転。
病状は良くも悪くもならないが、抗がん剤の副作用には悩まされ、服用を継続すると、体に異常が出る。
手が震えるようになり、まともにペンが持てないこともあった。主治医は、治療法はないと言うのだ。
確かに抗ガン剤はガンを治す薬ではないことは知った。そこで、抗ガン剤治療を拒否し、退院した。
仕事は入院中も続けていたので、顧問先の社長たちも無事退院したと喜び、従来通りの業務を再スタート。
法人の支店として業務をしている時に、顧問先はあくまでも自分との付き合いであることに気づいた。
経営統合しても、自分が直接担当する限り顧問先は法人を理解しない。それなら、個人に戻れないか?
法人の代表と話をした結果、統合を解消し、個人事務所に戻ることが了承され、改めて所長として復帰。
これまでに不治の病で事業承継した先生が復帰した例はないが、今回の事例はまさにレアケース。
医師抗ガン剤の副作用により、将来的に身体障害が出る可能性があると言われ、自ら服用を止め、退院。
ガン治療中にもPCをフル活用できたため、顧問先にもあまり迷惑を掛けず、退院後も円滑に業務を継続。
だからこそ、法人も契約を解除し、個人成りを認め、それに答えるように、今、病と仕事に格闘中だ!
事業承継・M&A支援室長大滝二三男
ガンが再発、入院治療のため事業承継したが、病は進行せず、復帰!
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