確定申告が終わって、落ち着いたところで事業承継に本腰！

税理士にとって最大のイベントのひとつ、確定申告が終わり、早くも10日が過ぎた。
ここで例年同様、支援室の電話がたて続いて鳴った。
かねてから相談のあった70代の先生は、承継者を決めたので、契約など後は任せたいというのだ。
セミナーなどで、ご自分で相手を見つけ、お金の話など面倒くさいことは任せなさいと言っていた。
それを忘れずに、電話を掛けて来られたので、こちらとしては納得。早速、面談日を決め、状況把握へ。
また、60代の先生。職員が資格を取るのを待っていたが、期待は脆くも崩れ、諦めざるを得ない事態に。
今年の確定申告をこなすにも、職員の覇気が感じられないようになり、法人との経営統合に舵を切った。
税理士試験に挑戦する若者がいる法人と一緒になれば、もう一度やる気を起こす可能性に賭けたもの。
それでもダメなら、10数年の実務経験を法人で活かし、実務に精通した職員として、存在価値は上がる筈。
そういう先生は、統合で経営の苦労から解放され、のんびりと第二の人生を楽しむことができると考える。
事業承継に動くことができたのも、無事確定申告が終わったからのことで、当支援室も力が入る。
この時期に話がスタートすると、早いもので来月には契約が完了し、6月には法人として業務が継続する。
これは、3月決算5月申告が終わり、ホッとした時期だけに、ネジを巻き戻すには良い機会かもしれない。
今週からまた、地方出張が続くのでひょっとすると、ブログが書けないかも。とうか、お許しを！
事業承継・M&A支援室長大滝二三男